高齢のお鮨屋

4,5人の家族が経営しているお鮨屋さんは創業70年ほどらしい。平均年齢がいくつだろうか。アラ7だと思う。気楽にお寿司を昼食にいただきたいときに訪れるこの店の店主は80を超えている。

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この日もいつもの1100円の1.5人前を注文。店主と補助している若僧おじいちゃんが仕切っていた。握りが少し適当だったが、注文してからあっという間に出てきた。握り慣れている証だ。手が空くと、お二人とも横になったりしていたのが、これがまたかわいい。またお世話になります。

特盛定食

とんでもないボリュームがある定食を出すトンカツ屋に行ってしまった。入った店は昭和のノスタルジックな雰囲気があって好きだが、入居しているビルも古くて地下にある商店街を散歩するだけでも面白い。こんなところで恐ろしい定食が出会えるとは予想もつかなかった。

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軽い気持ちで頼んだのがハムカツ定食だ。出てきた瞬間、思わず「wow」と声を出してしまった。どう見てもこれは一人前ではない。大盛りも頼んだ覚えもない。二人でシェアしても十分足りる量である。
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食べても食べても底が見えない。キャベツもたっぷりあるのだが、隠れてほぼ見えない。
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アジフライまで付いていて良い口直しになるのだが、胃がふくれてキツイ。今度はトンカツを食べたいと思うのだが、ボリュームの恐ろしさでまた訪れるの日はいつになるかは分からない。
余談だが、店は高齢の夫婦が営んでいるのだが、仲良くてたくさん元気をもらった。また、このような昭和の商店街だからこそ近所付き合いも深くて、この日は閉店後に近くの蕎麦屋さんがかき揚げをお土産として持参してお互いのランチを一緒に食べていた。蕎麦屋さんはお酒まで呑みながらトンカツ屋のおつまみを食べていた。幸せな昼食だな。

ホテルの中華

自分の中では中華というものは奥深いというか刺激的というか重いというか濃いというか和食とは正反対の食文化のイメージがある。

でも、ホテルでいただく中華は違い気がする。例えば、この中華屋さんの料理はクセもなくどなたでも美味しくいただけると思う。オーソドックスの和風中華と言って良いものだろうか。
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まずは8年物の紹興酒でスタート。
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スタッフの方が樽から注ぐ際に、空中からお酒をグラスに注ぐのだが、フルーティの香りが席まで広がって幸せな気分になる。
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ごま油のドレッシングを使用したサラダ。中華で生野菜は珍しい?
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肉料理。
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秋だからキノコかな。
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エビチリ。
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スープ。
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目玉の麻婆豆腐は日本人に合わせたあっさりした一品だった。おかしいな、以前は山椒が効いていて結構ぴりぴりしていたのだが。店員さんへ聞いたところ、二種類を準備しているとのこと。これはこれでおいしかったから今回は良しとしておこう。次回は辛い方に。
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デザートはジャスミンのプリン。
全体的にあっさりしたコースランチだったので、胃がもたれることもなくほどよく胃袋が満たされた。これがちょうど良いのだ。